オリエンテーション
平成24年1月15日
ドラッカーはヤバイ!脳を火傷させる。
Ⅰピーター・ドラッカーとは?<ウィキペディアより>
ピーター・ドラッカー(Peter Ferdinand Drucker、1909年11月19日-2005年11月11日)はオーストリア生まれの経営学者・社会学者。なお、著書『すでに起こった未来』(原題"The Ecological Vision")では、みずか らを、生物環境を研究する自然生態学者とは異なり、人間によってつくられた人間環境に関心を持つ「社会生態学者」と規定している。ベニントン大学、ニューヨーク大学教授を経て、2003年まで、カリフォルニア州クレアモント大学院教授を歴任。「現代経営学」、あるいは「マネジメント」(management)の発明者と呼ばれる。
彼の著作には大きく分けて組織のマネジメントを取り上げたものと、社会や政治などを取り上げたものがある。本人によれば彼のもっとも基本的な関心は「人を幸福にすること」にあった。そのためには個人としての人間と、社会(組織)の中の人間のどちらかのアプローチをする必要があるが、ドラッカー自身が選択したのは後者だった。
Ⅱ学ぶ前に意識しておくべきこと:
求める成果を明確にして、真摯に取り組む。
- 事象と事実は違う。:D:天動説と地動説
- 人間は責任ある自由人たるよりも泰平な奴隷たることを好む。:カラマゾフの兄弟:人間は選択力を持つ。
- 知力や想像や知識と成果をあげることとの間には、ほとんど関係がないばかりでなく、成果をあげる能力がなければ、成果の限界を設定するだけである。:D
- 自らの価値観を知り強みを活かすことが、幸福になるための必要条件である。そして、自らの価値観を知るためのツールが「何によって記憶されたいか?」の問いかけであり、強みを見つけるためのツールがフィードバック分析(評価)である。
- 全ての人の行為には、必ず評価できる部分と評価できない部分が含まれている。そして、そもそも行動を起こさないことには成果もでないし評価できない。そして、人類の営みに対する正しい評価(人類(一人でも多くの人)を幸福に近づける営みであったかどうか?)は、少なくとも評価すべき人が生きている間にはできない。ゆえに、人は自立し、自ら信じる道を進むしかない。
- マネジメントこそ、文化の多様性を人類共通の目的に奉仕させるものである。:D
- あらゆる国において、社会と経済の健全さはマネジメントの健全さによって左右される。:D
- 成果をあげる責任あるマネジメントこそ全体主義に代わるものであり、われわれを全体主義から守る唯一の手立てである。:D
- マネジメントの正統性の根拠は「人の強みを生産的なものにする」ことである。:D
- 我々は天動説に基づいて生活している可能性がある。ドラッカー思考をマスターするということは、自由のために自らの責任で生活することであり、様々な摩擦やトラブルが発生することを覚悟する必要がある。すなわち、ドラッカー思考を活用するということは、ポスト資本主義社会の先頭に立つということであり、何事につけ先頭に立つ者に対しては風当たりが強いことを覚悟する必要がある。
- 求める成果を明確にして、真摯に取り組む。
*注:勉強会参加者の方は、原則、ドラッカー学会大阪支部のメーリングリストに登録します。